岩盤浴の溶岩版である「溶岩浴」はこれまでの岩盤浴とどのように違うのでしょうか。

■成分の違い：
岩盤浴と「溶岩浴」の最大の違いは、横になる板の石が岩盤からできているのか溶岩からできているのか、ということです。何を当たり前のことを…と思ってしまいますが、岩盤なのか溶岩なのかで成分が違うのです。岩盤浴の場合、多くはブラックシリカやラジウム石が使われていますよね。

これらの石は遠赤外線やマイナスイオンを出す効果があるといわれていますが、もともとは砂や火山灰、プランクトンなどの死骸が圧縮されてできたものが、火山活動で熱せられてできた岩なのです。「溶岩浴」で使われている溶岩は、火山活動でマグマが地上に噴出したものが冷えて固まってできた岩のことです。地中から出てきた溶岩は、天然鉱物が多く含まれて作られており、岩盤以上にミネラル分もたくさん入っているのです。

■温度の違い：
「溶岩浴」は岩盤浴よりも温度が高いのが特徴です。そのため、身体の芯まで温まり、岩盤浴よりも大量の汗をかくことができるんですよ。また「溶岩浴」の方がミネラルは多く、遠赤外線の放射率が高いためにより多くの汗をかくことができるというのもあります。

これまで岩盤浴で「汗のかき方が物足りないな～」と感じていた人は「溶岩浴」に挑戦してみてください。汗のかき方が違うのを実感できるでしょう。

「溶岩浴」を最低週に1回以上通うことにより、体内毒素を排出して健康な身体になれるのですが、どのような効果や効用があるのでしょうか。

■デトックス：
デトックスとは体内の毒素を排出させることですよね。尿素や乳酸などの身体の中の老廃物(体内毒素)は、尿で排出することができるのですが、食べ物とともに摂取してしまう重金属やリンなどの毒素(体外毒素)は、汗や皮脂からしか排出することができません。

普段汗をかいていない人は、この体外毒素をどんどん身体に溜め込んでしまっているということです。毒素が溜まると、肌荒れや冷え性、肩こり、便秘などの症状がでてきます。「溶岩浴」で大量の汗をかくということは、この体外毒素を排出することにもなるのです。

■血行促進：
遠赤外線で身体を温められるということは、血流がよくなり血行促進につながるのです。冷え性や肩こりは体外毒素だけが原因でなく、血行が悪くなっていることも原因ですので、「溶岩浴」で血行促進することにより、緩和することができます。

■新陳代謝アップ：
溶岩から大量に放出される遠赤外線によって温められた身体は、細胞レベルで活性化し始めます。細胞の活動が活発になるということは、新陳代謝がアップするということでもあります。新陳代謝がアップすると、老化防止につながりますよ♪

■ミネラルの摂取：
「溶岩浴」によって空気中に放出されたミネラルは深呼吸をして肺から、皮膚につくことによって、皮膚から吸収されます。現代人に不足しがちな鉱物ミネラルを「溶岩浴」をすることによって摂取することができるのです。

「溶岩浴」に使われている溶岩の多くは、富士山の溶岩が使用されています。まだまだ、東京や大阪、名古屋、横浜、福岡などの大都市でしか利用できない「溶岩浴」ですから、もしあなたが「溶岩浴」のお店を見つけたら、是非チャレンジしてくださいね♪